物覚えもっと雑記帳

思考整理の為の超個人的な場所 ほぼ絵の話 一部noteにも転載

絵と向き合う際の良い思い込み

ある本で、「成功する人は根拠の無い自信を持っている」(出来ないかもと疑わず端から出来ると信じてる)と言われていて、自分は子供の頃から親に色んなことを他人より劣ると言われてきたので逆だなあと思ったんですけど、それでも絵に関しては割と、出来ない/上手くなれないとは思わずにきたのを思い出しました。

 

私は絵を描く能力というものは、生まれ持った身体能力や知能の差でそれほど優劣が付くものではないと思っています。向き不向きはあっても、例えばスポーツほどは素質に因らない。

 

絵の上手さも他人からの好感度も、その人が見てきたものや学んできたこと、その量や質などで大きく左右されるものであって、上手くない・好かれ難いとしたらそれは、その人が通ってきたそれらが当人の理想と一致していないとか不足しているのが主な理由だと思っています。


なので、下手でも(納得いってなくても)=自分にポテンシャルがないとは思わなかった。絵はある程度までは誰でも上手くなれるはずだから、自分が上手くいってないのはやり方が違う/足りないだけのはず!と信じ込んできた、ということですね…。

 

そういえば少し前に他人から、「思うように描けなくて落ち込むのは、自分に描けるポテンシャルがあると信じているからでは?端から無理だと思ってるなら落ち込んだりしないはず」と言われたことがありました。それも別に自信過剰なわけではなく、単に上記のような考えを当たり前に信じているから、というだけなのです。

 

私のこういう考え方もある意味、その本で言われる「根拠の無い自信を持ってる」人かもなと。だから成功出来てるかはさておき、今日まで折れずに続けてきてるんだろうなあと思いました。