原稿をしていて、これが出来ないとか分からない、後でこれをしたいと思ったことが色々あったので、備忘録にざっとメモ。思い出した時に書き足すかも。
基本的に共通してやりたいことは、
- 原稿を見返して上手くいかなかった・不満がある部分をピックアップ
- 模範になるものを見繕ってまとめておく
- いくつか模写した上で模倣して描き直してみる
これがちゃんと出来れば上達すると思うんだけどなかなか大変だよね…。
で、やりたいもののリストが以下。
服のベタの描き込み方
服のベタ処理難しい…。①ほぼ全面ベタにして一部削るとか、②一部ベタで暗めのグラデとか、コマのサイズや画面全体に応じて変えなきゃいけない。①はまだしも②の立体の陰影に合ったベタの描き込みが全然上手く出来ない事を実感したので、好みのベタ処理をする漫画を選定していくつか模倣しておきたい。
あと今回はコマによって質感が違う感じになってしまったのが一つの反省点。ザラついたブラシで削ったり、ベタ描き込み+グラデでツルッとした感じだったり。前者は密度が良い具合だったので使ってたんだけど服としてみると質感が粗過ぎるから、服に合う削りのブラシを選定したい。
なおベタの描き込みはつや髪ハイライトペンがコントロールしやすくて良かった。
服や人体の描き込み方
これは線画で、服のシワや人体の陰影の描き込み方、描き込み具合。ハッチングの線の入れ方にもこだわりたい。人体の陰影、筋肉の描き込み方は特に悩ましいところ。
人物の影トーンの塗り方
どうしても人物全面に薄いグラデを乗せるだけか、デコ・鼻・首下・服のシワなどのごく一部を塗るだけになりがち。グラデを乗せるにしても光の当たる輪郭部分を削るとか、もっと全体の陰影を考えて大胆に塗り分けしたいと毎回後で反省するんだった…。これは模写より良い作例をいくつか詰め合わせておいて意識出来たらなと。
顔の大ゴマの情報量の増やし方
顔の大ゴマの時すかすかになりがち!コマがでかすぎるってのもあると思うけど…。上手い情報量の増やし方を探したい。線の強弱とか、描き込みをもっと繊細にするとか、陰影をもっと入れるとかかなあ…。
苦手なポーズ
特に苦手なポーズや角度があって、地味に資料を集めてるんだけどなかなか…。今回も改めて実感したので、やはり悩んだところに近い資料を探して実際描き直してみるのと、解剖図をしっかり確認するのをやりたい。あと資料集めをもっと!
モルフォデッサンでそれに近い部分を探して模写するのも良いな。そもそも人体構造全体を改めて学び直したいんだけど、満遍なくやってる余裕はないから…。
顔~肩回りの描き方の基本を定める
これは原稿に限らずずーっと言ってることだけど、顔~肩回りに毎回絶対納得がいかないので、本当にもう改めて基本になる向きをしっかり学び直しておきたいし、ちゃんと資料をまとめておきたい…。今回もアホほど修正して恐ろしく時間を食ってしまった…。一つ前の記事の「もっと他者の絵の描き方から学びたい」に書いたように洗練されたアニメ絵を見繕って模写したいという気持ちがムクムク湧いてる。
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どれも短時間でサクッと終わらせられることではないので、今後の予定によってはなかなか進められないかもしれないけど、出来るだけ意識して隙間時間に資料探しだけでも出来たらなあと思ってます。いつもやる気だけはあるんだよ、やる気だけは…。