私は長らく三次元の推しを描いてきて、顔すら参考の多くは実写で、他人の絵から描き方を学ぶ(真似る)ことが人より少なかった気がします。
そのため、自分の絵の拙さの要因の一つは、三次元→二次元の落とし込みが上手くいっていないせいじゃないか?顔一つ描くのにバランスに悩みまくって異様に時間がかかるのも、イラストとしての(個人的な)最適解みたいなものが自分の中に構築できてなくて迷うせいじゃないか?と思い当たり、改めて「上手い絵」から学んで基本の型になるものを構築したいと思うようになりました。
このことは以前も書いたと思うのですが、最近になって、その学ぶ絵、お手本となる絵として、アニメの絵もかなり良いのではと気づきました。アニメの視聴はそれなりにしてきましたが、絵として意識することは殆どありませんでした。描き込み系の絵が好きなので、どうしてもシンプルなアニメ絵はそれほど響くことがなく…。
しかしアニメの情報の整理された絵はある種の最適解とも言えますし、特定キャラの色んな角度の設定画が公開されているものもありますし、ベースとするなら漫画より参考にしやすいかもと。そういうのに気づいたら急に学びの元が増えたような気がして、今無性に資料探しと模写をしたくなっています。
最近見たアニメ作品で絵が良い!模写したい!と思ったものが、ネトフリのサイバーパンクと閃光のハサウェイ。落とし込みがリアル寄りで好みに近いので。あとやっぱり流行りで作画がハイクオリティと言われてるアニメは良いですよね。