絵に限らないが、効率の良い学習・上達の方法は、「手本と自分との差をしっかり分析してじっくり修正していくこと」。
先日Audibleで聞いた、脳科学的な知見を書いた本でも言われていた。ディープ・プラクティスと呼ぶらしい。
Amazon.co.jp: 天才はディープ・プラクティスと1万時間の法則でつくられる ミエリン増強で脅威の成長率 eBook : ダニエル・コイル, 清水由貴子: 本
闇雲に数をこなしたり、このくらいで良いかと適当にやり過ごしたりするのは非効率だ。
これは以前から分かっているつもりではあったけど、振り返ると全然出来ていなかったなと反省しているところ…。
構造を学ぶ為に解剖図の模写をしたり、何が下手に思える原因なのか探ったり、上手い手本になるものを見て違いを分析したり、そういう事は勿論してきた。でも、その「精度」「深度」「丁寧さ」が全然足りていなかったと思う。この程度で良いかという浅い勉強練習、闇雲に描くだけなどを繰り返してきてしまった節が大いにある。
ただ、自分では真剣にやっているつもりでも、自己判断故にその合格ラインが甘くなるというのもありそう。それを思うと、客観的に判断してくれる知識ある他者、つまり講師の有無はかなり重要かもしれない。
私は数年前から絵画教室に通い始め、デッサンも去年から始めたが、もっと前からお金をかけて人に学ぶことをしてくれば良かったと結構後悔している。
人に指導してもらうこと、人から指摘してもらうことで気づくことは大いにあるはず。最近はオンライン講座も豊富にあるが、少し高くても一方的に視聴するタイプではなくフィードバックがあるものを選んだ方が良いと思う。