気づきがあったので書いておきます。
以前から自分の絵柄がどことなく気に入らず直したいと思っていて、しかし他人の絵の真似をしつつ好みでない部分を変えてみると、結局ほぼ元の絵柄と同じになってしまうため、これは絵柄というより単に拙さ・正しいと感じるバランス(配置やサイズ)に出来ないという問題なのかもしれないと考察していました。
ここ3ヵ月くらいで描いたものも、パーツの描き方や配置などを意識して変えてみていたのですが（でも他人からみたら分からない程度だと思う）、それらを今あらためて見るとやっぱり気に入らない。で、気に入らない部分を修正してみると、数年前2.5次元ジャンルを描いていた頃の絵柄に寄りまして…。
ここ2年くらい描いていたジャンルの絵のバランスやパーツの描き方は、原作に寄せる為にそれまでとはかなり変えていました。キャラ愛ゆえなのでそれは良いとして、単純に絵柄としては自分の好みから遠ざかっていたんですよね。対して2.5次元ジャンルを描いていた頃の絵は、拙さは大いにあるにしても、根本的な部分は自分の好みに比較的近かったなと。
それで、あらためて2.5次元の頃の自分の絵とか好きな絵描きさんの絵を見てみて、もしかしたら私が気に入らないのは絵柄だけでなく、ペンタッチなんじゃ？と思い当たったんです。当時の絵が拙くも理想の方向に近いとなんとなく感じられ、それでも何か惜しいと思える要因は、描き込み具合とかタッチ付けとかその表現方法にあるのかもしれない。
まだちゃんと試せてはいませんが、ここに貼った上の絵でベタ部分にちょっとタッチ付けをしたり、線の交点を若干強調してみて、「あーこの感じだ」と思ったんです。表情が硬かったりバランスが崩れてる部分も既に目について気恥ずかしさはありますが、最近描いた絵の中ではかなり好みに近い感じに描けてるので、多分あってる。
気づいたらもう実際に描いてみたくてうずうずしてますが、まあ時間がね…。そのペンタッチも上手く出来るかは別だし。でもやっと突破口が見えてきて嬉しいです。自分好みの絵が描けるようになるかも！と思うとワクワクします。早く挑戦したいなあ。
