物覚えもっと雑記帳

思考整理の為の超個人的な場所 ほぼ絵の話 一部noteにも転載

時間と手間をかけた絵と安易に比べるもんじゃない

過去の自分の絵と比べて劣化した(かもしれない)!と思うことがある。同じ経験がある人も多いはず。

 

そういう時考えてみたいのが、比較している絵は同じくらい手間と時間をかけていたかどうか、または描いていた時の精神状態はどうだったかということ。

 

結構、一生懸命時間をかけた中で描いた当時の選り抜きと、今の落書きや平均的な出来と比較してしまっていることがある。あとは余裕がある中でのんびり描いたものと、締切や仕事に追われて必死で描いたものとか。これが精神状態の話。

 

それでも、単純に現在の方が劣化しているという場合もあると思う。ただそれについても、じゃあどうしてそうなったかを考えると、ちょっと原因が思い当たることも。例えば他人の影響を受けて描き方を変え始めたとか、描くキャラの系統などが変わったとか。慣れとか見る目が変わった可能性。

 

これは自分の絵に対してだけでなく、他人と自分との比較でも言える。

極端な話、上手い人と自分では今までに費やした時間、絵習得へのアプローチ(学校に行ったり良い講座を受けたり)、今現在かけられる時間や精神的余裕が違ったりする。上手い人がさら~っと描いたように見える絵は、実際は下書きもしていたり時間がかかってるかもしれないし、本当に早く描けていてもそれまでの積み重ねが全然違うのかもしれない。

なので単純に出来で比較して能力が低いと必要以上に落ち込むこともない。

 

 

そうやって今自分を慰めている最中です………。