物覚えもっと雑記帳

思考整理の為の超個人的な場所 ほぼ絵の話 一部noteにも転載

周囲と比べて苦しくなった時に考えること

SNSを見ていると上手い人だらけで、つい人と比較して落ち込む…というのは誰にもあると思う。特に二次創作では同キャラを描くことで上手い下手も反応の差も比較しやすいから余計に。

 

私もすごーく良くあるんだけど、そういう時に考えるようにしているのが、自分が好きな絵・こうなりたいと理想とする絵はなんだったか?ということ。そして今比較しているものはその理想と一致しているだろうか?ということ。

 

理想と食い違う時点で、画力とか技術は羨みながらも、勝手な劣等感のような気持ちは失せてくる。自分よりずっと上手い人であっても、自分の理想に近い・その様に描きたいわけでなければ、比較して落ち込むことはないと思えるから。

 

では理想に近かった場合は…?私の場合、こういう風に描けるようになりたいという人が具体的に何人かいる。凄まじく上手くて尊敬ばかりで劣等感も感じられないほどの人々。なので今比較している人をその理想の人々と比較する。大抵はその理想の方が勝る。そして拮抗したりこちらの人の方がより好みかもしれないと思った時は…その人を新たな理想に置く。理想だなと思った瞬間、張り合う気持ちや劣等感なんて既に持ちようもなく、憧れの気持ちだけになっているのが常だ。

 

これは私は自分が理想とする絵を描きたいというのが第一にあり、他者からの人気・承認は二の次なところがあるからで(決して低いわけではない・笑)、後者が第一の人にはあまり通用しないかもしれないけど…。

 

さて、別にこれは理想の人より劣るから良いよ~と溜飲を下げよう、というわけじゃない。

必ず同時にするのが、改めて理想のものを見返すこと。そうすると憧れでワクワクしてきて、不特定多数の他者と比較なんかしていないで、その理想に近づく為の努力をしなければとやる気がわいてくる。おのずとすべきこと(模倣とか練習とか改善策とか)も見えてきて、楽しい気持ちになれる(私の場合は)。

 

つまり理想だけを見つめるようにしようという心がけだ。勿論理想と自分とはほど遠く、それを追いかけるのもまた別の苦しさ辛さもあるのだけど、比較対象が絞れて迷わないというだけでだいぶ楽になる…と思う。参考になれば嬉しい。