クロッキーがずっと上手くならない。劣化すら感じる。
なのであらめてまずお手本が必要だと思い、たまにちょろっと探してみるのだけど、案外こうなりたいというような好みに合うものが見つからない。本当に触り程度に検索している程度なので、もう少し根気よく漁れば沢山見つかりそうな気もするけど…。
そもそも上手いクロッキーやクイックデッサンってどんなものを指すのだろう。人によってイメージや目標にかなり差が出る気がする。
例えば最近個人的にお手本としてもよく見かける、体型がカートゥン調で動きのデフォルメも強くしたタイプは、私の好みややる意図とはズレている。思考は兎も角作例としては残念ながら参考にならない。
私好みは、体型にも動きにもなるべくデフォルメが無く、正確なバランスが取れていて、パーツの塊感・量感もきちんと感じ取れ、線が整然とされていて流れが美しいもの。…と簡単に言うが、ざっと探してこれと見当たるものが少ないということはやはり上手い人でもかなり難しいか、誇張が好きでそういう風にはあえて描かないという人が多いのか。画家さんで単に公開していない人も多そうだな。
ドンピシャではないが、気になった本をいくつかメモしておく。
クイックポーズデッサン 瞬間を描き出す人物クロッキーレッスン | エリン・ミーズ, 戸沢 佳代子 |本 | 通販 | Amazon
5分間で人物をとらえる! クロッキー20日間速習帳 (廣済堂マンガ工房) | 糸井 邦夫 |本 | 通販 | Amazon
Amazon.co.jp: 2011 ～ 2021 本山二郎クロッキー集 eBook : 本山二郎: 本
ただ、上で挙げた誇張の無さを無視して単純な線の好みで言えば、みんな大好きエゴン・シーレと、以前紹介したJohn Raynesが今のところ一番好みかもしれない。どれだけの時間で描いたのかは不明だけど、公式サイトのこのページにあるようなの。あとクリムトも良かった気がする。本持ってるからあとで見返そう…。
