この記事に、「無気力な状態を抜けるには、適当な休息(だらけや気分転換)よりも、逆に何か得られる事があるものを目的を持って達成させることだと経験上分かっている」と書きました。
折角なので、これはどういうことなのか、もう少し詳しく書き出しておきます。
あくまで私にとっての正体や解決策ですので悪しからず。
燃え尽き状態について
自分にとってのいわゆる「燃え尽き」状態は、尽くしたことに対して結果や報酬が、要求・欲求より得られていないことから生じるものだと考えています。
なので、その状態から脱出する一番手っ取り早い方法は、もっと小さいことで良いから、やったことに対してちゃんと期待値やそれ以上の良い結果が得られる何かを、いくつかやることだと思っています。
一番手軽なのが、他人への施し。手伝いとかプレゼントとか、ボランティア活動みたいなことでも良いと思います。よほどズレたことでもなければ、人から喜んでもらえたり成果が見えたりという、プラスの結果=報酬が得られます。燃え尽きたこととジャンルが違うことでも、なんとなく効果ある気がしています。人への施しを挙げたのは、何かが満たされないという欲は「承認欲求」であることも多いので、同じ種類の欲求が満たされれば疑似的に満足感が得られるのかな?と…。
ともかく、要は無力感の解消が出来れば良いので、些細な「成功体験」を沢山積み重ねる。それが出来れば無気力から抜け出せる、と経験上感じています。
実はこれ、アダム・グラントの「GIVE&TAKE」という本でも似たことが言われていました。(ジャンルの違うことでも良いのかは不明ですが…。)
無目的な休息やリフレッシュも多分必要ですが、個人的にはこの方法が一番効く気がします。
やりたかったのにやる気が出なくなった時にすること
ついでにもう一つ。
やりたいのに時間が無くて出来ていなかったことがあったのに、いざやれる時間が出来たらやる気が湧かなくなっていることがあります。
そういう時は大抵、そのやりたかったことの「目的」が見えなくなってしまっている状態。どうしてそれをやる必要があると思ったのかを忘れている。もしくはその理由は分かっていても、感情や意欲が追い付かなくて、「まあでも今は良いや…」という感覚になっている。
なので、それを思い出すことから始めます。私の場合は当然絵の話ですが、何かを見て描きたい・こう描けるようになりたいとワクワクした気持ちとか、描いて上手くいかなくて悔しかった思いとか、それらが思い出せる絵とかメモを見る。目的と言いましたが、その目的が発生した理由である「感情」「想い」の方が大事です。なので、なるべく記録に残しておくことにしています。(このブログのように。)
何か参考になれば幸いです。