書きながら頭の中を整理してみる、そんな思考ログみたいな記事です。
今、「絵」という一つの枠の中ではあるんだけど、目下でさえ自分が何をやりたいのか、何を求めていて何を最優先にしたいのか、どうなりたいのか、全然分からない・定まらないという混乱の真っただ中にいる。
「絵」というもので自分が一番こだわっていること
二次創作界隈にいると、商業をしながら同人をやっている人もよく見かける。しかし表現することは違っても両方とも漫画である。二次創作だけあっても、イラストや漫画という一つの軸に一心に情熱を傾けている人を多く見かける。自分がやりたいことが絞られている感じ。
しかし私には…イラスト・漫画と、リアリズム傾向の絵画という軸が2つある。そしてどちらを優先すべきか・どちらに重きをおくかで迷っている、もとい自分の中でどちらの方が重要なのかが分からない。これが例えば（想像ベースの）イラストと漫画だったら、表現方法・媒体・重視することに違いはあっても、延長線上のものという感覚が強いので、ここまで悩まないと思う。しかしそれらと写真やリアルモデルを写実的に描き写す絵画では、少なくとも自分の中では別物。出来を向上させる為に必要な訓練や勉強すべきことも、イラストと漫画よりは違いが大きい…と思っている。
でももっと小さい区分でシンプルに欲するもの、描いている時に一番不満に思うことや感じる願望を考えてみると、どちらも人物を出来る限り正確に描きたいというものに行き当たる。とすると勉強や練習的な意味でのやるべきことは大差ないのかもしれない。今絵画の方でやる必要を感じているデッサンの目的は、「人体に限らず形や明暗や色を正確に取ること」なのだけど、その最たる理由が「モデルを描き写す能力に大きな不満があり解消したい」であって、その為の基礎能力の底上げというわけ。もしリアルな人物を今より正確に描き写すことが出来るようになれば、当然創作上でも役立つ。基礎が頭に入っていれば模写でなくてもある程度は描けるわけだし。
「描く上で自分が一番こだわっていること」は分かった。でも目下の活動は…？
目下の活動で優先したいこと
何故今二次創作をやりたいかって、勿論愛があり描きたいからではあるんだけど、賑わってる中で一緒に同人活動を楽しみたいっていうのも大きな理由。そして非商業の素敵な漫画上手い漫画が沢山流れてくる中にいると、自分もこんな風に良い漫画が描きたいと憧れる気持ちが湧くというのも。こう考えると表現したいものが二の次でなんだか嫌だけど、まあ描きたいという気持ちには違いない。
対して絵画の方は、特定の公募に出すという目標はいくつかあるけど、どれも一年は先なので取り掛かるのもずっと先になるし、それ以外に今は特に強い望みはない。近い期日に目標の公募でもあれば確実にこちらを優先するのに…。絵を受注するとか個展をするとかも今は全然興味がわかない。公募も名誉の為というより、その世界で通じるか腕を試したいとか、憧れの人たちがいるクラス（レベル）になりたいとか、そういう願望。なので作品作りより兎に角練習をして技量を向上させたい。
後者も練習とはいえ目標にラストチャンスのものがあって今から最大限努力しないと・しても厳しいので、どちらも今やらなきゃ後悔は残りそう。何度考えても、どちらか諦めて完全に片方に絞ることは出来ないししたくない。
問題はバランス。一応「目標を一旦白紙にして新たに今後を考える」に書いたように仮の見通しは立ててあって、とりあえず数か月は二次創作をメインにする予定。ただその中でも後者に必要な練習もなるべく積みたくて、具体的にどういう時間をどれだけ割いてどういうことをしていくかを考え…ていたら既に6月も半ばになってしまった！一応今は原稿の為の練習や調整を兼ねたファンアートを描き続けているものの、このままだと練習の方は殆ど考えるだけで終わってしまうから、早急にプランを考えてねじ込まなければ…。
結局最後は「目標を一旦白紙にして新たに今後を考える」と同じような内容になってしまった…。でも改めて書き出してちょっとすっきりしたかな。
