発売当時に話題になり、在庫切れを起こしたのち、数日前に再版分？が届き始めたKOTOBUKIYAの「ARTIST SUPPORT ITEM 1/1スケール ハンドモデル/R」。
実は私も発売当時にすぐに手に入れた人達の反応を見て欲しくなって、amazonでまだ注文出来たホワイトの方を予約しておいて、少し前に届く予定だったのですが…。
結局、その前にキャンセルしてしまいました。
確かにクオリティは素晴らしい。実用的だし惚れ惚れする美しさ。
でも、でもね…
私の場合、絶対すぐに使わなくなる！
いや、分かってはいたんですよ最初から。でも人がいじってるのを見て欲しくなっちゃって。幸い数か月経って冷静になりました。
キャンセルした理由はこんな感じ。
- 実寸大だから場所を取る。部屋が手狭で置き場に困る。
- 自然で格好良いポーズを考えて付けるのが苦手だし、絶対面倒臭くなる。クリスタにも素晴らしいハンドモデル素材が複数あり、もっとリアルなDAZも使える。
- 3Dモデルの操作は苦手ではなく、多分このフィギュアでポーズ取らせるのと手間は大差ない。既存ポーズ素材も沢山ある。
- 更にクリスタ2には3D人形の手に写真と同ポーズを取らせられるハンドスキャナー機能が搭載された。これを使えばなお早い。
- 手は資料を見ればそこそこ描けるタイプ。ちょっとした確認程度なら自分の手でポーズ取るのが一番早く、大して悩まない。
- それでも描いていて良く悩むのは、関節などの微妙なシワや凹凸部分なので、その点ではフィギュアは資料にならない。フィギュアを元に描いたところで、結局実際に同ポーズを取って確認することになりそう。
…うん、分かってた、分かってはいたよ最初から…。でも魅力的だったんだもの！フィギュアとして欲しくなっちゃったんだもの！
もし買おうかまだ迷っている人がいたら、上記の理由を踏まえてみてください。
ただこのモデルの方がクリスタやDAZやスマホアプリの3Dより優れているところもあって、それが手のひらの内側への湾曲が表現できる（っぽい）ことですね。それらの3Dでは出せないので。3Dモデルのポーズで不自然さを感じる場合、この部分が原因なことが結構ある気がします。その点ではちょっと惹かれますが、描く時に自分で意識すれば良いので、まあ許容範囲…。3Dモデルもちゃんと湾曲が反映出来るようになってくれたら一番なのにな…。
そういえば、過去にデッサン人形「S.H.フィギュアーツ ボディくん」も2体買って何度かは使ってましたが、結局3Dフィギュアに完全移行して（リアルなDAZもあるし）人に譲っちゃいました。
今回買わなかったのは正解だとは思うけど、未だに他人が写真を上げてるのを見て後ろ髪を引かれてます…笑。
