Audibleをまだ継続しています。時間の問題で聞く本数は減りましたが、それでも元は取れているはず…。
今回は聞いた本の中から、「心の制御のし方」に関する本で有益だった・気に入ったものを紹介します。
挙げる本は、以前に書いた「amazon Audibleで聞いたおすすめの本」「人間関係や承認欲求、嫉妬などで悩む人におすすめしたい本」と被ります。
しかしここでは、概要やその本で得た考え方を個人的にまとめたものを添えています。本によってメモの密度はまちまちです。興味を持ったら、是非実際に読む・聞くことをおすすめします。
プロカウンセラーが教える他人の言葉をスルーする技術
- 発言者が「まとも」であるのを前提にしない。発言者の心理も不安定なもの。
- 発言者の立場・生い立ち・経験・価値観は自分とは違う。→ 価値観などが自分とマッチしているか、自分にとって価値がある人か、その人の意見は自分にとって本当に正解か?
- 言葉に振り回されるのは、見捨てられ不安、恐れ、愛着障害、トラウマのせいである可能性。
- 客観的であろうとする=正しい基準を外部に委ねること。自身の価値観も揺らいで翻弄されてしまう。
- 自分の価値観をなにより大事にする。
- 他人の言葉の真意を自分の頭で解釈する。
つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本
- 嫉妬は「羨ましい」+「ネガティブ感情」。
- 嫉妬する「相手」と「対象」は別なので、嫉妬を手放せなければ別の人にも抱き続ける。
- 嫉妬には「本当に欲しいもの」が隠れている。
- 他人が褒められると自分が否定されていると感じるのは、他人が褒められることで自分より優れているように感じてしまうから。誰も自分を認めてくれない感覚になる。認められたいから、他人が褒められるのを許せない。
- ⇒自信がないから。他者から評価を貰ったり、自信を持てるようになれば落ち着ける?揺るぎない自己評価や成果があれば?
- 他人(の評価基準)に合わせようとするから、嫉妬し苦しくなってしまう。
- 他人の評価基準に惑わされない。自分の価値観で考える。周りがそれを褒めていても自分の基準ではどうか?を大切にする。
反応しない練習
※これだけとても長いです!掻い摘もうとしましたが、折角なのでそのまま載せます…。
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いつでも「正しい方向」を忘れない。目指すは「最高の納得」。
まずは理解する
- 悩みが「ある」ということを理解する。悩みの根本を考える。
- 心は常に渇望する。どんなに成功しても心は満たされないもの。
- 自分の心の反応をラベリングするだけで楽になる。
- ↓の中のどれなのか見極めて言語化。
- 7つの欲求の中の一つ「承認欲求」。「貪欲・妄想・怒り」。
判断をしない
- 「判断」(決めつけ、思い込み)をしない(良し悪し・好き嫌いなども)。
- 「判断」には承認欲を満たす快楽があるだけ。
- → 分かったフリで気持ちよくなる。
- → 他者に判断してもらって自分が認められた気になる、妄想上の勝利。
- 相手はこう思ってるかもと「妄想」して「判断」をしない。
慢という病気
- 傲慢、高慢、優越感、プライド
- 私が、という自意識から解放されること
戦わない&勝利とは
- 叶わなかったもの=もう存在しないもの。
- 思い出してあれこれ悩むのは「過去」と戦っている状態。
- 妄想や過去と戦おうとしない。戦っても実態は無いので勝利は無い。
- 相手に勝利するなんてことは滅多にない。妄想上の仮想敵だから。
- いくら自分が向上しても仮想敵は常に現れる。
- 勝利とは、反応せず自分の心を失わないこと。
判断・承認欲求への対抗
- 今妄想してるな、判断した、と口に出してリセット。
- 「その人に認められたからって一体何の意味がある?」
- (その人に勝てたからって何の意味がある?その人の価値観・意見は正解?)
- 自分を否定しない。「私は私を肯定する」と口に出す。
- 自分は自分。(自分の大事なもの・価値観・目標・理想を思い出す。)
- 感覚(五感)の方に意識をシフトしてみる。
自信について
- 「自信」は必要ない。あっても無くても出来るかは別。「ただやるだけ」。
- 「今出来ること」を考えて「とりあえず経験を積む」。
他人との関わり方
- 「相手にゆだねる」が基本。
- 心を前後に分ける。相手を理解する心と、自分の反応を見る心。
- 相手のことを「判断」しない。
- 過去は「忘れる」。記憶を相手にしない。相手を常に「新しい人」と考える。
- 「理解し合う」ことを目的とする。
他人の目から自由に
- 他人の目を気にするのも承認欲求。
- 妄想という脳のデタラメを真に受けない。
- 確かめようのないことに気を取られない。
比較・競争しない
- 比較するのは非合理的。比較も競争も妄想で確かめようがない。
- → 人によって評価基準なども変わる。絶対的なものはない。
- 自分のことに集中する。
- 脚下照顧(他に対して理屈を言う前に自分の足元をよく見ろ)