前回の話題に関し、今回は少し具体的な金額の話。
来年の副収入での目標額を考えてみた。
私には「この先の5年間で貯金に回したい理想金額」がある。一応言っておくと「5年後に手元に残る預金」ではなく、「5年間の累計金額」だ。（例えば500万貯金に回したけどうち200万は使ったみたいなこと。間にどうしてもまとまった費用がかかるので。）でもそれは今の本収入だけではほぼ絶対に無理な額。
なのでかなり夢物語な理想だったのだけど、つい先日ある出来事をきっかけに結構切実な願いに変わってしまった。満額は無理でも、どうにか出来るだけ近づけることは出来ないか。副収入で。
ということで少し具体的に考えてみる。まず実際に今副収入として入ってきているものから整理。
ここ数か月のクリスタの素材販売での収入を平均し、仮にそれが1年続くと仮定した見込みを算出した。これはコンテンツclippyのamazonギフト券交換分上限2万円が月々フルで手に入ると仮定した、つまりギフト券24万円を含んでいるのだけど、形（現金かギフト券か）はおいておく。勿論そんなに順調に売れ続けるか？という不安も大いにあるが、今までのように新しい素材を追加してちょこちょこ売れる想定も出来るので、大幅に下方にズレる確率も低いと思う。
ただこれは、今後需要や供給がガラッと変わってしまう可能性もかなり高いと思っているので、目先1年の見込みが精々だと思う。それをいったらAIの進化具合からイラスト関係の仕事自体、私にはありつけないまま終わる可能性もありそうだが…一旦考えないようにして…。
で、次にその見込みと本収入からの見込み預金額を差し引いて、足りない分を算出した。
それが年間50万。月約4.2万円。うわ、でかいな。
クリスタ素材販売だと今までのように売れ続けると仮定しても、この額を短期間で増やすのは、今の月間の現金売上を踏まえるとかなり厳しい。どんな素材を作ればいけるんだ…。
なので次にココナラ的な場所でのイラストの受注販売を考えてみる。当然用件にはよるが、1か月で描けそうなカラー絵の枚数はせいぜい4枚。単純計算で、手数料が約30%として4.2万円到達には約1.5万円/枚の受注が必要。駆け出しにこれはまず無理でしょう…。アイコン程度の絵なら平日1,2日（3時間/日）でも描けそうだけど（例えばこの絵なら下書き無し30分くらい、カラーにしても多分＋1,2時間）、競合も多いしそれこそAIで済ませる率上がってそうで…。
どうにかこうにか売り込みとか頑張って運良く徐々に伸ばせたとしても、この域になるまでにどれだけかかるのか。
やる前から現実的じゃない、到達出来る見込みが無さそう、と考えてしまうのが悪いところではある、が厳しさも本当だとは思うのでどうしても尻込みしてしまう。切実だからこそ、より確実な手段を考えなければならない。
それで結局前回の記事に書いたように、クリスタ素材を月1万2万でも伸ばせるように真剣に戦略（？）を立てて作っていくのが、なんだかんだ一番堅実なのかも…という結論になるのだ。今は趣味最優先で販売額も数十円ばかりなので、一応まだ伸びしろはあるはず。BOOTHや海外の3D素材販売サイトもどうだろう。あれもどれだけ売れるものなのか全く想像が付かない…。
他に考えられるのはイラストストック系。子供の小遣いくらいにしかならなそうなのは承知の上として、ちょっと時間食うけどまとめて何枚か描いて出してみて、描けた速度と売上から今後手間をかけて増やすかどうか考えるとか。
やっぱりやったことがないものは、初期準備期間と労力は付き物として諦めるしかない。1年目が5年で割った額に達成出来なくても、あと4年間で取り返せれば良いんだし。最初の数か月か1年は準備期間として、売り物になる絵の勉強をやっていくのも良さそうだ。
こうして具体的な金額から逆算すると、尚更どれだけ大変でどれだけの努力が必要か分かってきて、気持ちが重くなる…。「稼ぐ」って大変だね。既に持っているやってて楽しいスキルが役立つのが一番だけど、お金が最優先ならもう一旦イラスト・3D系から離れて何か別の方法を考えてみるのも手かも…。
