もっとお金を稼がなきゃ、と思うことがあった。
それについては触れないけど、その為に前回書いたように、やはり来年こそココナラみたいなサービスに挑戦してみるしかないと思った。
で、久々にあらためてほんの少しだけココナラを覗いてみたんだけど、たった数分で心が折れかけてしまった。
以下に書くことは、絵の仕事をしている人からしたらごくごく基礎的で当たり前なことだと思うが…。
ぱっと見(適当に募集の1ページ目をみたくらい)で思ったのは、やはり画力の高さや豪華さ緻密さなどはそれほど比例してなさそうということ。
期間無視で単純な累計販売数を見ただけだが、売れている人には以下があるなと思った。
- サンプルのクオリティが一定(絵柄や塗り方にそれほど幅がない)。
- 得意なコンセプトや強みが把握しやすい。
- 明確な募集内容とその作例がちゃんと見れる。(プロフアイコン、動画サムネ、ゲーム用立ち絵など…。)
あとは納期が早いとかレスポンスが良さそうだったりというのも。
普通に豪華なソシャゲクオリティの絵でも、価格は低いのに販売実績数が全然無いのもちらほら見かけた。まあこれは、単純に始めたばかりか元々数を受け付けてない人が殆どなんだろうけど。(しかしこれもこれで心を折るには十分な要素…こんな上手い人達と戦えと!?)
ただ少なくともよりクオリティが高いほど募集を勝ち取れるわけじゃないのは明確。それは今までにも散々聞いてきたことではあるけど、あらためて目にして実感したというか。そもそも「絵のクオリティ」というのが、デッサンの良さとか塗りの豪華さではないというのも強く再認識した。
私の場合、まず出来が安定しない。顔のパーツ一つの描き方さえ定まっていないので…。これは他人から見たら全然変わらないと思われる可能性もあるけど(実際自分でも共通する”クセ”のようなものは凄く感じる)、塗り方なんかは毎回試行錯誤で結構変えたりしてるので、現状一定でないのも確か。仕事として募集を掛けるなら、仮にでも定めておかなきゃ客側は不安になるだろう。
そして○○描きます、の例が思いつかない。創作らしい創作もキャラデザもしてこなかったので、頭の中だけで作れるものというか基礎となるソースがかなり貧困。容姿だけでなく現実・二次元ファッションなどにも興味激薄だから、それらの資料集めとウケる傾向の下調べにかなりの時間と労力を要しそう。更にモチーフ集めやそれらを組み合わせるようなことも殆どしてこなかったが故に、その訓練もほぼゼロ地点から始めなければならないだろう。
ついでに絵を描けるのは平日夜2,3時間と休日のみだ。レスポンスの速さを心がけても専業のような対応は出来ない。
こんなの、やはり今の自分にはハードル激高なんじゃないか…?
「開始するまでにやらなきゃいけないこと」があまりに多過ぎて、これならウケそうなちょっと高めの3D素材を一生懸命作る方が堅実で現実的かもしれない。この問答は以前にも全く同じようにやった気がする。いや確実にやったな。前回の記事とも言ってること一部被ってるし。
それでも前回の記事に描いた通り、仕事にしてみたい欲もあるし、今は稼がなきゃという原動力も明確に生まれたので、どうにか頑張って自分が出来そうな範囲を探り当てて挑戦していくべきじゃないかとも思っている。
ココナラ形式のサービス以外にもマネタイズする方法はある…といっても、FANBOXみたいなのは人気が無い人にはまず無理。漫画系じゃないカットイラストの登録販売なら上記よりハードルは下がるけど、売れる見込みがかなり低そうだから迷うところ。アダルト系のイラスト漫画DL販売はクオリティ爆高かニッチに特化してないとだしなあ。…こんなので本当に私にも出来ることってあるんだろうか…。
出来る限り「開始するまでにやらなきゃいけないこと」が少なく、すぐに取り掛かれて、割ける時間に見合ったものを探していかなきゃならない…。具体的に考えていくと本当にどんどんハードルが上がっていってめげそう。まず絵をマネタイズする具体的な方法から学びたいよ。